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2007/11/09

イタリア旅行

先日、イタリアを旅してきました。
発表会前に突然ふって湧いた話だったので、生徒さんの状態も自分の練習もかなり不安を抱えての渡航となりましたが、学生時代のカナダ滞在以来の海外。三十路を前に突然歴史への興味が湧いて止まらなくなるような刺激を受けることができました。

5年ほど前に、音楽評論家の諌山隆美先生が何気ない会話の中でドゥオモの話をされて以来憧れていて、それに拍車をかけて師事している芝先生からヴェネツィアの話をお聞きして、ずっとずっと一番行きたかったイタリア。
渡航前に、帰りの飛行機でなら命を落としても幸せだと思う程でした。冗談ですが(笑)

ローマ→フィレンツェ→ヴェネツィア→ミラノ10日間で巡るという少々駆け足な旅ではありましたが、移動は列車で観光も個人ということで、各都市ごとの色の違いや歴史を感じるには十分な行程でした。

強いて物足りないことを挙げるのであれば、その国の実態を掴むなら、やはり長期滞在、しかも年単位の定住でなければ全然わからないとは思いました。
入ったお店のオーナーらしき老女の方が、明らかに冷たい視線で見てくるとか、旅行者を専門に相手にする所でさえ英語が通じない(聞いてくれない?)ことだとか…
年齢のせいなのかヨーロッパだったからなのか、以前よりも強く、自分はアジアの小国の民なんだと思い知らされる旅でもありました。

帰国後、客室乗務員をされていた生徒のお母様から、ラテン系は日本人のこと嫌いだし、私も道でモノを投げつけられたことありますよー とお伺いして…ほぉぉぉぉ…
まぁ、テレビをつければ映画などはぜ~んぶイタリア語に吹き替えですし、単に教育レベルが低いだけのことかもしれません・・・

しかしだヨーロッパで人種差別や階級差別が色濃く残っていようが、
イタリア人がフランス人に負けず劣らず性格悪かろうが、
昼休みだ夕方だ月曜だといって働かないモノグサばっかであろうが、

そんなことより何より恐れおののいたのは  ユーロ高
空港のペットボトル500mlの水が、3.2ユーロ。ご、ごひゃく円ですかっ!?
(流石に地元の人が使うスーパーでは1ℓで1ユーロしないものもありましたが…)そういえばこの間も、どこぞのスーパーモデルが報酬をユーロで請求していましたね。日本はこれから大丈夫なんだろか(苦笑)

帰国して、日本がここちいい と思ってしまった自分に対してがっくり
自分が悔しい思いや嫌な思いのするところから、だんだん距離を置くようになっている気がして、それって脳が固まってきているせいか?と。
こんな大変で複雑で色んな人がいる世界でやっていく為の知恵なのかもしれないけど、考え方とか行動範囲とかが狭まっていくのはあんまり嬉しくない。
まぁもうすでに凝り固まってたりするんだけど。あがいても止まらないんだけど。
日本を愛しつつ、やわらかいココロのおばあちゃんに なりたいものです。

ローマとフィレンツェを観て(チェーザレの漫画や塩野七生氏の本だとかが後から輪をかけて)
だから楽語はイタリア語なのかっ と体で納得してきたのですがその話はまた。。。

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